東吉野つくばね小水力発電所事業の建設現場を視察してきました

8月吉日、9時~5時30分、自然エネルギー市民の会主催による東吉野つくばね小水力発電所事業の建設現場を視察してきました。

東吉野つくばね小水力発電

奈良県東吉野村では、地域に電力を供給するために大正時代より水力発電事業が行われてきました。大正3年(1914年)から運用が開始された水路式発電で、高見川支流の日裏川上流から約1.4kmに渡って水路を引き、最大使用水量0.07m3/s有効落差101.06mで筑波峰(つくばね)発電所の最大出力45kwの水力発電機により発電し、地域の集落377戸の電灯用電力を供給。
 その後、地域電力会社による電灯電力の配電普及に伴い、老朽化した発電所は昭和38年(1963年)に閉鎖されて廃止。

つくばね小水力発電の復活計画

この旧つくばね発電所に着目し「水資源で限界集落化に歯止めをかけ地域活性化を図る」ことを目的に、半世紀ぶりに水力発電事業を復活させる「つくばね小水力発電復活プロジェクト」がスタート。現在開設に向けて取り組んでいる当事者の方々と面談し、改めて昔の人は偉かった、そして今の人も負けてはいないということに感動!!